小さいころ、はじめて縫い物をしたのも確かフェルトでした。
たぶん多くの女の子がそんな風に遊んでいたことがあるように、
人形やその服などをつくっていたような気がします。
モコモコ起毛の手作りフェルトもふわりとやさしい感じがしていいなと思うけれど、
こどもの頃の記憶を呼び覚ますような、このスタンダードなフェルトがもっている
なんとなく懐かしい手触りや色彩が、今もただ単純にすきなのです。
はじめはテーブルの真ん中にちょこりとおいて、
その上にフラワーベースなどをのせるくらいの、
コースターでもなくランチョンでもなくその真ん中くらいの
大きさのものがあったらいいなと思いつくりました。
もちろん鍋つかみでもいいですし、アクセサリーを溝にあわせて置くと
ちょうどいいという感じで使っていただいたりしています。
ひとつひとついろんな色を組み合わせて時間をかけて手で縫っていますので、
不細工な表情をもつ一枚もあるかもしれません。
カラフルで程よいサイズのマットントン各種、
自由な発想で楽しんでいただけましたら幸いです。